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第33回全国研究大会のご案内

1.期日: 2014年12月6日(土) 9時30分受付開始
2.会場: 筑波大学文科系修士棟

◆自由研究発表─第1分科会 (10:00~12:00)

司会: 小池 有紀 (東京都立淵江高等学校)

(1) リフレクションに焦点を当てた社会参加学習の研究
−高等学校におけるカンボジア・スタディツアーを事例として-
久保園 梓 (筑波大学大学院)

  
(2)「創造的思考力」の育成を図る社会科授業の構想
西尾 冬馬 (筑波大学大学院)
 

(3) 定時制高校における法教育の授業づくり
加藤 将 (神奈川工業高等学校・定時制)

 
(4) 多元的シティズンシップの基礎としてのケアの倫理
鎌田 公寿 (常葉大学)
※会員に送付いたしましたプログラムには鎌田公寿氏の所属が間違っておりました。鎌田氏には深くお詫びを申し上げます。


◆自由研究発表─第2分科会(10:00~12:30)

司会:唐木 清志 (筑波大学)

(1) 空間スケールの階層性に着目した気候単元の開発
伊藤 陽晃 (筑波大学大学院)

(2) シティズンシップ教育と連携した歴史教育の在り方
―イングランドのSchemes of Work「History」と「Citizenship」を事例として―
渡辺 弘樹 (筑波大学大学院)

(3) 和歌森太郎における倒叙法
坂田 彩実 (千葉県立安房高等学校)


(4) 歴史を評価する活動を取り入れた日本史教育
 大野 智史 (茨城県立水戸第三高等学校)  


(5) 体験を伴う授業実践報告 ―自然布を題材として―
石本 由布子 (茨城県立藤代紫水高校)

  
◆大学院生による模擬授業(13:00~14:15)
(1)模擬授業 
・授業テーマ:カンボジアにおけるボランティアの学習を通して人とのつながりを考える―カンボジア・スタディーツアー事前学習として―

・授業の要旨 :本実践授業はカンボジア・スタディーツアーの事前学習として行う。授業の目的は、カンボジア社会が抱える問題と原因を把握し、課題解決のためのカンボジアにおけるボランティア活動を学ぶことを通して、人とのつながりを意識させることである。ボランティアをするということはどのような社会を目指すことにつながるのかを考えさせる。

・授業者   :齋藤琴音 武井千穂 谷川一仁 高畑啓一

(2)模擬授業 
・授業テーマ名:現代インドの対立を独立運動期から考える―ガンディーとヒンドゥーとムスリムと―

・授業の趣旨 :本授業では、1992年以降の宗派暴動の新聞記事と、1920年代のガンディーの残した言説を手がかりとし、現代インドの問題であるヒンドゥー・ムスリム間の対立を解決する為に何が必要であるかを考える。

・授業者   :窪庭勇輝 米田陸王 和田麦彦



◆シンポジウム(14:30~16:45)
・テーマ :高校の新学習指導要領をどのように考えるのか

・シンポジスト: 中野 理恵 新潟県立国際情報高等学校
         藤野  敦 東京学芸大学附属高等学校
         細戸 一佳 帝京大学教職大学院

・コーディネーター: 國分麻里  筑波大学

・シンポジウム趣旨:
次回の学習指導要領改訂に向けての動きが活発になっている。大学入試改革が進行する中で、社会科関連では、日本学術会議による地理基礎・歴史基礎の提案、文科省による日本史必修化の動き、道徳の教科化から派生した高校「公共」の行方などがその代表的なものである。本シンポジウムでは、こうした高校新学習指導要領の動きに対して、どのように高校の地理歴史科・公民科を考えていくべきなのかを、それぞれの立場から議論する。

◆総 会(17:00~17:30)


◆懇親会  会場 灯禾軒 (18:00~20:00)


《大会参加要項》
1.参加費:ご参加の方には、参加費(資料代を含む)として500円いただきます。

2.懇親会 :18:00より筑波大学近くの灯禾軒で行います。お誘い合わせのうえ、ご参会ください。なお、会費はお一人様につき一般会員3,500円(学生会員3,000円)を予定しております。

3. 昼食 :当日は土曜日のため、大学の食堂が開いております。ぜひ、第2学食堂、第3学食堂などをご利用ください。

4.お問合せ:〒305-8572 茨城県つくば市天王台1-1-1
 筑波大学人間系 中等社会科教育学会事務局
 Tel&Fax 029-853-6729  
 E-mail: chuushagaku@yahoo.co.jp

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