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授業実践研究部会第21回例会開催のお知らせ

中等社会科教育学会・授業実践研究部会第21回例会を、下記のように開催いたします。なお、新型コロナの感染状況を鑑み、オンライン・Zoomでの例会開催となります。対面の例会ができないことは残念ですが、一方でZoomのメリットであるグループワークなどを活かして、全国の参加者の皆さんと自由な意見交換を行いたいと思います。皆様には、奮ってご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。

1 開催日時  2021年3月14日(日)午後3時~午後5時30分
                  (待機室は午後2時30分より開設)

2 オンライン開催  使用アプリ Zoom

3 内容
テーマ:「2022年度実施に向けて、「歴史総合」を考える」
趣旨:当例会では、前回、第20回例会において、「『ライブ!主権者教育から公共へ』を読んで2022年からの「公共」の授業を考える」を実施いたしました。その際、新科目「公共」に向けて、大きな期待が寄せられる中で議論が進んでいることを実感したところです。一方、世界史と日本史の融合としての一面のみならず、「社会的事象の歴史的な見方・考え方を働かせ、課題を追究したり解決したりする活動」(平成30年告示「学習指導要領」高等学校「歴史総合」目標)を主体とすることが掲げられた、「歴史総合」の導入は、暗記型とも揶揄されてきた歴史学習に大きな風穴を開けるきっかけともなりうるかとも目されながら、その取り組みへの展望は、いまだ明確ではないように思われるところです。ついては、当回において、改めて、2022年度実施に向けた「歴史総合」へのあり方について、実践をふまえた問題提起や、これから教壇に立つ大学院生のフレッシュな構想発表などもふまえながら、ご参会の皆様の、当該科目実施へむけた期待、その一方での不安など、広く討議できる機会を設定させていただきたいと考えます。

次第
・15:00 開会、趣旨説明
・15:05~16:15 「「歴史総合」を考える―私の授業実践」
  問題提起者   大庭 大輝 氏(筑波大学附属高等学校教諭)
  コメンテーター 野口  剛 氏(帝京大学教授)
   ※ 発表50分、コメント10分、質疑応答10分

・16:15~16:45 「「歴史総合」を考える―こんな授業をしてみたい!」
  発表者 井上 裕紀氏
(筑波大学大学院教育研究科2年次、2021年4月から公立高校教員として新採用)
   ※ 発表20分、質疑応答10分

 (休憩10分)

・16:55~17:20 研究討議、情報交換
 ※ ブレイクセッション15分、まとめ10分

・17:20~17:30 全体まとめ
・17:30     閉会

4 参加申し込みについて
参加をご希望されるみなさまには、下記申し込みフォームから、締め切り日時までに、登録をお願いします。
(申し込みフォームURL)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfMfokBsbqoQjE2tKvGZyt_bDdGWkKvCCDK3YhXYP3O9-XG3w/viewform
(申し込みフォームにアクセスできない方は、下記事務局まで、①お名前、②ご所属、③電子メールアドレス、を明記のうえ電子メールで申し込みください。なお、メールの場合はとりまとめの都合上、「件名」は 【授業実践部会第21回例会参加】 でお送りいただければ幸いです)
【締め切り:3月12日(金) 午後8時まで】

5 参加希望者の皆様へのご連絡
3月13日(土)中に、Zoom参加に必要となる、「会議室ID」と「パスワード」をメールでご連絡いたします。

※ 学会、部会活動の詳細については、下記HPをご参照ください。
中等社会科教育学会 http://chuusha.jp/index.html


連絡先・事務局 
〒112-8600 東京都文京区白山5-28-20 
東洋大学国際観光学部10号館5階 第19研究室 
         須賀忠芳
(メール)t_suga@toyo.jp

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