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授業実践研究部会第24回例会(ハイブリッド開催)のお知らせ

 新学習指導要領で「地理総合」「歴史総合」「公共」がいよいよスタートしました。「カリキュラム・マネジメント」が新指導要領のキーワードとなっていますが、北海道教育大学から筑波大学に着任されたばかりの金玹辰(Kim Hyunjin)先生のご講演をお聞きし、カリキュラム・メイキングの重要性と、教員の授業づくりなどを考える「授業実践研究部会・第24回例会」を開催します。さらに、新学期がスタートして約1ヶ月を振り返る若手教員の報告と、科目別のグループワークも企画しました。
新型コロナ感染の状況を踏まえ、この2年間はオンラインでの例会開催でした。しかし、各学校では感染対策を講じた対面授業が行われている現状を鑑み、2年ぶりに対面での例会開催とします。また、全国の先生方の参加などを考慮し、オンラインでの配信も同時に行うハイブリッド開催とします。社会科カリキュラム研究の第一人者の金先生に、筑波大学ご着任早々のお忙しいなか、まさに時期を得たご講演をご快諾いただきました。金先生のご講演を踏まえて、新指導要領がスタートして1ヶ月を振り返る「第24回例会(ハイブリッド開催)」へのご参加をお待ちしています。

1 日時  令和4年5月29日(日) 14時 ~ 17時   (受付:13時30分から)

2 場所  アカデミー文京 学習室 (文京シビックセンター(文京区役所) 地下1階)
(東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅直結、都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅直結)
https://www.b-academy.jp/rental/ac-bunkyo/index.html
【オンライン(Zoom)とのハイブリッド開催】

3 次第
(1)開会 (14時)
(2)ご講演(14時10分~15時20分)
 金 玹辰(Kim Hyunjin)先生(筑波大学 人間系)
テーマ:社会科教育におけるカリキュラム・メイキング
本講演は二つの問いから始まる。まず、「カリキュラムは誰がつくるのか」。教師がつくられたカリキュラムの単なる実行者(taker)ではなく、自らのカリキュラムの創造者(maker)になるために必要なものを探る。次に、「どのようにカリキュラムを作るのか」。カリキュラムを構成する知識論とカリキュラムを実行する授業論、二つの側面からカリキュラムについて触れる。こうした理論を踏まえて社会科教育のカリキュラム・メイキング(Curriculum‐making)について参加者と共に考えていく。

― 休憩 ―

(3)「地理総合」「歴史総合」「公共」がスタートして1ヶ月
-「準備してきたとおり」「こんなはずでなかった」などを自由に語る会-(15時30分~17時)
①若手教師による1ヶ月の振り返り(15分×3人)
地理総合:綿谷 聡先生(水城高等学校)
歴史総合:大野智史先生(茗溪学園中学校高等学校)
公  共:橋本大輝先生(筑波大学附属坂戸高等学校)
②グループディスカッション
 (地理、歴史、公民のグループ別に、新学期の約1ヶ月を自由に振り返る)
  ※各グループもZoom機能を用いたハイブリッド討議を予定
(4) 閉会 (17時)

※1 新型コロナ感染状況などを勘案し、事務局主催の例会終了後の交流会は計画していません。

※2 例会への参加をご希望される方は、下記申し込みフォームから、5月26日(木)の20時までに、登録をお願いします。

(申し込みフォームURL)- Google フォーム
https://docs.google.com/forms/d/1n0G6i7vgudKNffFRnSpx-PSXrYsT0Xq_Xr8n1Czq-1c/edit

(申し込みフォームにアクセスできない方)
下記事務局まで、お名前、ご所属、連絡先メールアドレス、参加形態(会場参加、オンライン参加)、第2部・グループワーク時の希望グループ(①地理、②歴史、③公民)をメールにて5月26日(木)の20時までに、御連絡いただければ幸いに存じます。メール整理の関係から、タイトルは【授業実践部会第24回例会参加】でお送りいただければ幸いです。

 ・オンライン参加の皆様宛には、5月28日(土)中に、Zoom参加に必要となる、「会議室ID」と「パスワード」をメールでご連絡いたします。

※3 学会、部会活動の詳細については、下記HPをご参照ください。
中等社会科教育学会 http://chuusha.jp/index.html
連絡先・事務局 
〒112-8600 東京都文京区白山5-28-20 
東洋大学白山キャンパス 10号館 第19研究室 
         須賀忠芳
(メール)t_suga@toyo.jp

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