学会誌について
【編集規定】
- 本誌は中等社会科教育学会の機関誌である。
- 本誌は年1回発行するものとする。
- 本誌は本学会の会員の研究およびそれに資する情報の発表の場である。
- 本誌の編集は本学会の編集委員会が担当する。
- 本誌に掲載する原稿は,すべて編集委員会を経由しなければならない。
- 本誌に掲載する原稿の採否は,レフリーの審査を経た後に委員会が決定する。
- 本誌に掲載する原稿について,編集委員会は執筆者に内容の変更を要求できる。
- 本誌に掲載することが編集委員会において決定した原稿・電子媒体(CD等)は返却しない。
- 本誌に掲載する原稿の執筆者による校正は第1校までとする。その後の校正は編集委員会が行う。
- 本誌に掲載された論文・記事等の抜刷は執筆者の希望によって作製するが,その作製費・輸送費はすべて執筆者が負担するものとする。
- 本誌に掲載する原稿の図版等で,特別の経費を必要とするものについては,執筆者が負担するものとする。
【執筆要領】
- この機関誌への投稿は,本学会の会員に限られる。非会員と連名での投稿の際は,非会員の場合は入会手続きを取らなければならない。ただし,編集委員会からの依頼原稿の場合は,この限りではない。
- この機関誌への投稿原稿は,未発表のものに限られる。ただし,口頭で発表したものや私的に配布した印刷物の場合は,この限りではない。
- 投稿は以下のものである。
- 研究論文
社会科教育の歴史・理論および海外の事例などについての研究:1,200字×17枚程度
- 実践論文
学校教育・社会教育などでの自らの社会科教育の実践をふまえた授業研究:1,200字×14枚程度
- 研究ノート
社会科教育の歴史・理論・事例研究や提言:1,200字×10枚程度
- 授業レポート
社会科の授業や展示の実践紹介:1,200×3枚程度
- 社会科教育情報
社会科教育に関連した有益な情報の提供:1,200×2枚程度
- 書評
社会科教育に関連した書籍の批評:1,200×2枚程度
- 図書紹介
社会科教育に関連した書籍の紹介:400字程度
- 投稿原稿の本文は必ず一太郎かWordを使って作成する。その際にA4判で横書き,40字×30行でページ設定する。手書き原稿は受理しない。
- 【投稿事前連絡】当号における投稿を希望する者は,7月末日までに,以下の項目について,編集委員会事務局宛に,電子メールにて一報を入れる。
・投稿者氏名及び所属 ・タイトル(仮題可)・投稿種別(研究論文・実践論文など)・連絡先(電話番号/メールアドレス)
- 投稿は,電子データ(PDFファイル)で行う。投稿原稿の送付先は,7月末日までに一報を入れたメールアドレス宛に,編集委員会事務局から連絡する。
- 投稿原稿は図表等も貼付した完全成稿とする。また,研究論文,実践論文は必ず英文タイトルと,投稿者氏名の英字表記も付ける。
- 投稿の際には,必ず投稿者氏名・氏名よみがな・所属(職名その他を含む)・連絡先(郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス)を明記する。
- 投稿の提出締め切りは,9月5日とする。
- 掲載された論文等については「つくばリポジトリ」に登録し、公開する。「依頼論文」「書評」「図書紹介」「シンポジウム報告」等、投稿によらない論文等についても「つくばリポジトリ」に登録するものとする。
■編集委員会事務局
筑波大学附属高等学校 中村 光貴(mnakamur@high-s.tsukuba.ac.jp)
※迷惑メール対策のため、@を大文字で表記しています
バックナンバー(年は年度を指す)
第42号(2023年)
【特集】<ESDの実践授業 ―SDGsとかかわらせて―>
【研究ノート】
SDGsの実現に向けた地理教育における「地域づくり学習」の体系 |
三橋 浩志 |
【研究論文】
高校生が思い描く5つの「18 歳市民」像 ―質問紙調査の分析から― |
大脇 和志 |
長野師範学校男子部附属中学校における社会科日本史学習指導の着手過程 ― 一般社会科の単元学習との関わりに着目して― |
篠﨑 正典 |
論争問題学習における議論の指導と評価の方略 ―D.E. ハリスの評価指標と米国社会科教師の実践に着目して― |
植原 督詞 |
公民科教育にJ. ガルトゥングの「構造的暴力」概念を取り入れる意義と課題の考察 ―「人権」・「人間の安全保障」概念との比較を通じて― |
前嶋 匠 |
【実践論文】
初等教育段階で形成した認識をより広い文脈から複眼的に捉え直す歴史授業 ―「鎌倉幕府滅亡」を題材とした授業開発実践と分析を通して― |
早福 史 |
PCM 手法による問題発見能力の育成を目指す高校公民科授業の開発 ―「自主防災組織」を事例として― |
小林 真也 |
高等学校「地理総合」における地理学的基礎としての地形学習 ―地形発達史の導入による河岸段丘と沖積平野の形成過程― |
小林 洋一郎 |
【研究ノート】
多文化教育実践における日本人生徒の意識変容 ―「特権」概念による分析を通して― |
徳永 生 |
【授業レポート】
進学校における日常の社会科授業風景の一断面 ―開成中学校 ・高等学校における四半世紀の教育実践を振り返って― |
菊池 陽太 |
【書評】
國分麻里編著『女性の視点でつくるジェンダー平等教育』(明石書店) |
丹治 達義 |
日本地理学会監修,山本健太・長谷川直子編著,宇根寛・平野淳平・矢野桂司・秋山千亜紀・宋苑瑞著『地理がわかれば世界がわかる!すごすぎる地理の図鑑』(KADOKAWA) |
泉 貴久 |
井田仁康編著『世界の今がわかる「地理」の本』(三笠書房) |
大野 新 |
長谷川直子・鈴木康弘編著,宇根寛・遠藤宏之・岡本耕平・平井史生著『今こそ学ぼう地理の基本 防災編』 (山川出版社) |
川久保 典昭 |
伊藤純郎監修・武藤正人・大庭大輝・菅野剛・加藤将・石田尚子・小貫篤編『郷土から問う 歴史学と社会科教育』(清水書院) |
宮薗 衛 |
伊藤純郎著『アジア・太平洋戦争を問い直す』(清水書院) |
須賀 忠芳 |
加藤公明著『考える日本史授業5』(地歴社) |
伊藤 純郎 |
小貫篤 ・加納隆徳・江口勇治 ・齋藤宙治著『中高生からの法と学校・社会』(清水書院) |
寺本 誠 |
第41号(2022年)
【実践論文】
地理的条件に着目して深い学びの実現を目指す歴史学習の開発 -中学校社会科歴史的分野「織豊政権」の場合- |
龍瀧 治宏 |
世界史と英語における教科横断型授業実践 -歴史教育と外国語教育に跨る「翻訳」の意義- |
渡邊 和彦・川村 拓也 |
【書評】
エネルギーの観点を導入したESDとしての社会科教育の授業づくり (永田成文編、三重・社会科エネルギー教育研究会) |
泉 貴久 |
第40号(2021年)
【研究論文】
青木誠四郎の生活指導観と「道徳性の発達」研究 -公民教育論の基盤形成過程- |
篠﨑 正典 |
公民科における社会的課題に対する「当事者意識」の育成の重要性 —「沖縄」に関するレポート記述の分析に基づいて— |
渥美 利文 |
アメリカ社会科におけるインクルージョンの位置づけ ―ケイパビリティ・アプローチとインクルーシブ社会科論を手がかりに― |
早瀬 博典 |
戦時下神奈川県におけるキリスト教系女子中等教育学校に関する考察 ―学校資料に見える諸相をもとに― |
熊本 秀子 |
【授業レポート】
2つの経済教育カリキュラムの両立を目指した授業実践 ー小池喜孝の民衆史掘り起こし運動の成果に学んでー |
山﨑 辰也 |
視覚障害教育における中学生の地理・地図学習実践の一例 ーインクルーシブ教育を意識した中等社会科教育の研究に向けてー |
丹治 達義 |
【書評】
小貫篤 著『法は君のためにある ――みんなとうまく生きるには?』 |
江口 勇治 |
地理教育システムアプローチ研究会:山本隆太、阪上弘彬、泉貴久、梅村松秀、河合豊明、中村洋介、宮﨑沙織 編『システム思考で地理を学ぶ 持続可能な社会づくりのための授業プラン』 |
丹治 達義 |
井田仁康 編『持続可能な社会に向けての教育カリキュラム ー地理歴史科・公民科・社会科・理科・融合ー』 |
山口 泰宏 |
第39号(2020年)
【研究論文】
オーストラリア歴史カリキュラムにおける先住民の位置づけの変化 -ナショナル・カリキュラムの導入に伴う分析から- |
下村 隆之 |
【実践論文】
高等学校における「環境責任」の授業実践 ―「公害輸出」の視点に着目して― |
小川 輝光 |
中学校における「国家」概念を獲得するための授業実践 ―日本古代における国家形成の教材開発を通して― |
齋藤 琴音 |
【授業レポート】
文章作成能力向上を目的とした歴史の授業 ―学びあいによる学習意欲の向上― |
岡本 和也 |
【書評】
荒井正剛・小林春夫編著『イスラーム/ムスリムをどう教えるか ―ステレオタイプからの脱却を目指す異文化理解―』(明石書店) |
泉 貴久 |
第38号(2019年)
【研究論文】
ケアする市民の育成をめざすシティズンシップ教育 ―「ケアされる人」という自己認識の形成に焦点を当てて― |
鎌田 公寿 |
法構想学習のカリキュラム ―自動運転と法を事例として― |
小貫 篤 |
対話的な歴史学習を成立させる教師の実践的知識とその形成要因 ―IRF連鎖構造分析および教師へのインタビューを通した探索的研究― |
植原 督詞 |
1946年度文部省教科書局指定実験学校における公民教育研究の展開過程 ―道徳生活指導との関わりに着目して― |
篠﨑 正典 |
【実践論文】
希少性に着目した経済学習 ―心理的リアクタンスの視点から― |
高橋 勝也 |
大学入学共通テストを視点とする概念学習の授業デザイン ―経済モデルによる思考実験を中心に― |
山﨑 辰也 |
高等学校公民科における政治参画を高める授業モデル ―投票参加と政治参画に着目して― |
杉田 孝之 |
【社会科教育情報】
拡大し、情報を精選した学習用地図帳『みんなの地図帳』の開発 |
丹治 達義 |
【書評】
千葉県高等学校教育研究会地理部会 編『新しい地理の授業―高校「地理」新時代に向けた提案―』 |
國原 幸一朗 |
伊藤純郎 著『特攻隊の<故郷>霞ヶ浦・筑波山・北浦・鹿島灘』 |
武藤 正人 |
和井田清司 ほか 編『中等社会科100テーマ―<地理総合・歴史総合・公共>授業づくりの手引き―』 |
丹治 達義 |
加藤公明・楳澤和夫・若杉温 編『考える歴史の授業(上・下)』 |
大野 智史 |
【図書紹介】
老村 著・多田狷介 訳『騒土―文革初期、黄色い大地の農民群像―』 |
二谷 貞夫 |
岩渕孝 著『津波死ゼロの日本を~被災地の復興に学び~』 |
中村 光貴 |
第37号(2018年)
【研究論文】
【実践論文】
「歴史総合」をみすえた「公害/環境問題」史の授業実践 ―「カナダの水俣病」を事例に― |
小川 輝光・福原 遼平 |
解釈学習を適用した韓国史授業の開発 ―勒島遺跡の犬を事例にして― |
朴 在英 |
【授業レポート】
RESAS(地域経済分析システム)を活用した授業実践 ―その成果と課題 |
田中 麻衣 |
世界史Aに地理分野を取り入れた授業づくりの試み ―世界史教員とのコラボレーションを通して― |
金田 啓珠 |
【社会科教育情報】
米国ハワイ州のSTEMS2プログラムに参加して |
寺本 誠 |
高等学校における地歴連携のエクスカーションの試み |
竹澤 史也・高林 拓也 |
【書評】
阪上弘彬『ドイツ地理教育改革とESDの展開』(古今書院) |
泉 貴久 |
【図書紹介】
長谷川直子 編著『今こそ学ぼう 地理の基本』(山川出版社) |
中村 光貴 |
国際地理オリンピック日本委員会実行委員会 編『地理オリンピックへの招待 ―公式ガイドブック・問題集―』(古今書院) |
中村 光貴 |
第36号(2017年)
【研究論文】
アメリカ経済教育における社会問題学習の論理 ―"Teaching the Ethical Foundations of Economics"の場合― |
山﨑 辰也 |
【実践論文】
平成20年版中学校学習指導要領が示す「時代の転換をとらえる学習」の意義 |
中尾 敏朗 |
グローバル化する地域の探究的学習 ―高校総合学習と現地研修を活用した「横浜でグローカル」の授業実践を事例に― |
小川 輝光 |
【社会科教育情報】
ドイツ・イギリスの温泉保養都市を訪ねて ―日本の温泉保養都市との比較を通して― |
金田 啓珠 |
第35号(2016年)
【研究論文】
世界史学習内容の基本的問題点について-戦前の東洋史・西洋史との関連性を視点に- |
篠塚 明彦 |
1955年度版学習指導要領に準拠した中学校社会科における系統的カリキュラムの検討 -福岡学芸大学附属小倉中学校の南恭輔教諭による「社会科歴史」論を中心に- |
大木 匡尚 |
【実践論文】
高次の意思決定力を保障する日本史授業 -日本史A「満州への分村移民」ロール・プレイングの場合- |
増本 真也 |
【研究ノート】
主権者教育の方向性に関する一考察 |
藤井 剛 |
社会諸科学の内容に基づく社会科の検討 -マルクス主義経済学者の論考から- |
山﨑 辰也 |
【社会科教育情報】
インド経済成長の一考察 -デリー近郊グルガオンを訪ねて- |
金田 啓珠 |
歴史教育学特講「韓国巡検」報告 |
伊藤 純郎 |
【書評】
加藤公明著『考える日本史授業4 歴史を知り、歴史に学ぶ! 今求められる《討論する歴史授業》』 |
須賀 忠芳 |
第34号(2015年)
【特集】
<第33回大会シンポジウム「高校の新学習指導要領をどのように考えるのか」> |
シンポジウムの趣旨とまとめ |
國分 麻里 |
高校の新学習指導要領をどう考えるか ―地理教育の現場から― |
中野 理恵 |
能動的・協働的な授業方法をどのように学修するのか-教員養成での一実践- |
藤野 敦 |
高校公民科の新科目「公共」を考える―道徳教育の視点から― |
細戸 一佳 |
【研究論文】
社会参加学習におけるリフレクションの意義と可能性 ―高等学校におけるカンボジア・スタディツアーを事例として― |
久保園 梓 |
相互の主体化をめざすシティズンシップ教育の可能性 ―アイデンティティの承認についての考察を通して― |
鎌田 公寿 |
高等学校公民科「倫理」における哲学対話の可能性 ―書くことに着目した対話の試みを通して― |
得居 千照 |
【実践論文】
新聞史により歴史を紡ぐ,中学校歴史学習の実践とその効果~近現代史の流れを捉える能力の育成と新聞への意識の変容に対する検証を通して~ |
岡野 英輝 |
マンガを活用した模擬投票の実践 リーダーの決断、あなたなら誰に投票しますか―『沈黙の艦隊』より― |
加藤 将 |
高等学校地理における「日本のエネルギー政策」をテーマとした授業実践 ―価値判断・意思決定のプロセスを通して― |
泉 貴久 |
【研究ノート】
「歴史を学ぶ」ことの意義をめぐって ~加藤公明氏の反批判を受けて~ |
須賀 忠芳 |
【実践授業】
対話から問いをたてるための理科と社会科の連携 ―中学1年生の自由研究指導の試み― |
永野 みどり,朝倉 彬 |
【社会科教育情報】
第33号(2014年)
【特集】
<第32回大会シンポジウム「『ゆとり世代』を教師として迎え始めた中等社会科教育界―『失われた10年』批判に社会科教師はどう応えるのか―」> |
「ゆとり世代」を教師として迎え始めた中等社会科教育界―「失われた10年」批判に社会科教師はどう応えるのか― |
須賀 忠芳 |
「ゆとり世代」教師を学校現場に迎えて |
杉田 孝之 |
「ゆとり世代」の目には教育がどう見えているのか |
石川 知行 |
社会科教師のキャリア形成と社会科教育の再生産―二種類の物語の視点から― |
村井 大介 |
「ゆとり教育論争」が中等社会科教育に問いかけたもの |
三橋 浩志 |
【研究論文】
1955年前後の中学校社会科再編期における社会科歴史的分野のカリキュラム編成の考察-東京都千代田区立練成中学校の学習指導案および授業実践を事例として- |
大木 匡尚 |
【実践論文】
水俣病の授業実践-差別問題に切り込む- |
西尾 理 |
批判的思考「態度」の育成へ向けて―観光化された沖縄修学旅行の再考― |
五十嵐 学 |
「経済的な見方や考え方」を深める農業問題の授業開発-Council for Economic Educationにおける経済概念学習の検討を通して- |
山﨑 辰也 |
「歴史への構え」を育む授業のあり方-白虎隊顕彰の意味を解釈する授業実践を例に- |
菅野 剛 |
中等社会科教育における「文化人類学」教育の意義に関する実践的研究―中高一貫校における試みから― |
濱 雄亮 |
映像を用いた授業における大学生の後期ナチズムのイメージ形成-テキストマイニングの手法による分析- |
國原 幸一朗 |
【研究ノート】
倭寇対策と通信使の創設~室町時代の朝鮮通信使~ |
二谷 貞夫 |
生徒による歴史評価および歴史学の成果と歴史教育の主体性について-須賀忠芳氏からの批判を受けて考えたこと- |
加藤 公明 |
【書評】
岩田 貢・山脇 正資編『防災教育のすすめ―災害事例から学ぶ』 |
泉 貴久 |
第32号(2013年)
【特集】
<第31回シンポジウム「中等社会科(地理歴史科・公民科)授業で『討論』をどう成立させるか」> |
中等社会科(地理歴史科・公民科)授業で「討論」をどう成立させるか |
唐木 清志 |
歴史認識を深めるために- 「討論授業」の再定義- |
今野 日出晴 |
討論で深める地理授業実践-ESDの視点を手がかりとして- |
今野 良祐 |
トランスサイエンス的な学習を通じた合意形成能力育成の授業実践-教科間連携を通じて育成する対話力- |
加納 隆徳 |
【研究論文】
下村湖人の政治教育思想―その形成期― |
渡部 康詞 |
甲府市における「有夫女教員問題」-社会科歴史教材の一事例として- |
斎藤 慶子 |
問い直される歴史事実に「共感」することの意味―加藤公明実践の批判的検証を基底としながら― |
須賀 忠芳 |
【実践論文】
地理教育における社会参加学習の課題―学校周辺地域を対象とした授業実践を手掛かりに― |
泉 貴久 |
横浜開港後の「浜街道」から俯瞰する19世紀後半の「世界」の叙述―教育課題校における地理歴史統合的授業の実践例― |
大木 匡尚 |
模擬裁判を通して考える法教育のあり方 |
藤井 剛 |
【研究ノート】
社会科教材としての「稲むらの火」 |
伊藤 純郎 |
1948年度文部省教科書局指定実験学校における社会科カリキュラム研究の実態―「文部省実験学校研究発表会」(1949年6月)に参加した社会科担当校の研究成果を手がかりに― |
篠﨑 正典 |
【授業レポート】
教職課程において博学連携をどのように扱うか―日本女子大学通信教育課程教職科目「社会科教材研究」を事例に― |
石田 尚子、田部 俊充 |
【書評】
加藤章著『戦後歴史教育史論‐日本から韓国へ』 |
伊藤 純郎 |
泉 貴久・梅村松秀・福島義和・池下 誠編『社会参画の授業づくり―持続可能な社会にむけて』 |
金 玹辰 |
第31号(2012年)
【特集】社会科教育は,東日本大震災をどう捉えたか
<第30 回シンポジウム「東日本大震災に社会科はどう向き合うのか」報告> |
防災教育と社会科教育の関係-防災教育を巡る最近の動向を踏まえて- |
三橋浩志 |
岩手の復興教育 |
竿代愛也 |
原発避難地域における現状と原発のとらえ方 |
長池裕美 |
学生の社会参加としての被災地支援活動 |
華井和代 |
<実践論文> |
「3.11」以後の高校社会科における授業実践の課題と可能性-福島県における「原発問題」の授業実践を中心に- |
杉内清吉・林裕文・渡部純 |
原発問題を通じて社会的課題解決意欲と政策的思考の育成をはかる授業-政策えらび授業(エネルギー政策編)の実践- |
華井裕隆 |
<実践報告> |
子どもたちは被災地で何を学び感じたか-茗溪学園・石巻絆プロジェクトから見えてきたもの- |
前嶋匠 |
【研究論文】
地理教育における思考過程の顕在化-「改良した発話思考法」を用いた調査を通して- |
梁 炳逸 |
社会科教師の専門性に関する言説の展開とその課題-社会科教師研究における新たな方法論の確立を見据えて- |
村井大介 |
経済理解における素朴理論に関する研究 |
呂 光暁 |
意思決定までの学習過程からみた地理教育におけるGISの役割-全米地理教育スタンダードとナショナル・カリキュラム地理を手がかりに- |
國原幸一朗 |
歴史の「語り」は誰のものか |
石川知行 |
【研究ノート】
韓国『東アジア史』における近代史の内容分析 |
國分麻里 |
【書評】
加藤公明・和田悠編『新しい歴史教育のパラダイムを拓く― 徹底分析!加藤公明「考える日本史」授業』 |
須賀忠芳 |
金 玹辰著『地理カリキュラムの国際比較研究-地理的探究に基づく学習の視点から-』 |
宮崎沙織 |
【研究大会報告】
第31回 研究大会報告
第30号(2011年)
【研究論文】
アメリカ社会科における環境リテラシーの構造―北米環境教育連盟ガイドラインの分析を通して― |
宮崎沙織 |
米国社会科における「国際教育」の試み―社会運動論に基づくNPO の分析を通して― |
内山知一 |
1947年度指定文部省教科書局実験学校における社会科教育の実施過程―長野師範学校男子部附属小学校による社会科単元指導計画の修正に着目して― |
篠崎正典 |
シティズンシップにおけるケアの位置―Noddings の理論を手がかりに― |
鎌田公寿 |
【研究ノート】
三澤勝衛の地理教育における「風土」と「災害」の関係 |
三橋浩志 |
【社会科教育情報】
満州分村移民教育-長野県南佐久郡佐久穂町立佐久東小学校の閉校 |
伊藤純郎 |
原発・フクシマ・社会科教育 |
須賀忠芳 |
【書評】
伊藤純郎著『歴史学から歴史教育へ』 |
武藤正人 |
國分麻里著『植民地期朝鮮の歴史教育―「朝鮮事歴」の教授をめぐって―』 |
神田基成 |
唐木清志・藤井聡編著『モビリティ・マネジメント教育』 |
大髙皇 |
【研究大会報告】
第30回 研究大会報告
第29号(2010年)
【研究論文】
【実践論文】
世界史授業のあり方を考える |
篠塚明彦 |
大学生の社会科観に関する一考察―テスト問題の改善と授業案の作成を通じて― |
國分麻里 |
探究活動につながる「知識の活用」に関する一考察 |
前嶋匠 |
【社会科教育情報】
【書評】
井門正美著,三浦広久法的事項監修『役割体験学習論に基づく法教育―裁判員裁判を体感する授業―』 |
磯山恭子 |
【研究大会報告】
第29回 研究大会報告
第28号(2009年)
【研究論文】
オーラル・ヒストリーを導入した米国の歴史授業実践の分析―Foxfireアプローチの視点から― |
藤井大亮 |
【実践論文】
夜間定時制高校での学習意欲を喚起する社会科授業の試み―自作の紙芝居を用いて― |
森眞一郎 |
【社会科教育情報】
【図書紹介】
藤原書店『環』の「清朝とは何か」 |
山田美保 |
Globe 宇宙から見た地球を体感する―地球儀の世界― |
丹治達義 |
【研究大会報告】
第28回 研究大会報告
第27号(2008年)
【研究論文】
イギリス地理教育におけるシティズンシップの位置づけと実践 |
志村喬 |
地球市民育成のための地理教育のあり方 |
泉貴久 |
地理教育と公民教育の連携によるシティズンシップの育成の可能性 |
渥美利文 |
特別支援学校における社会科学習の課題整理とその意義 |
内川健 |
アメリカの地理教育におけるジェンダー学習の展開と特質 |
金玹辰 |
【実践論文】
高校「政治・経済」における法教育の授業実践 |
早川尚人 |
戦場における兵士に着目した平和教育の教材化 |
西尾理 |
【研究ノート】
中学校社会科地理的分野における農業・農村学習の新たな視点 |
林琢也 |
【社会科教育情報】
私の知っているボリビア |
古川顕 |
竹島の展示がある博物館 |
野口剛 |
カナダ・アメリカでの授業を通して見えたもの |
寺本誠 |
【書評】
唐木清志著『子どもの社会参加と社会科教育―日本型サービス・ラーニングの構想―』 |
桐谷正信 |
【研究大会報告】
第27回 研究大会報告―谷川彰英会長講演録―
第26号(2007年)
【研究論文】
高校生の国家観およびナショナルアイデンティティの成長をはかる歴史教育 |
加藤公明 |
世界史教育における「国家」の取り扱いについて |
高橋健司 |
東アジア諸国の歴史教育に見る「国家」の枠組み |
茨木智志 |
歴史の学びにとって国家とは何か |
野口剛 |
中学社会・公民的分野におけるサービス・ラーニング実践 |
唐木清志 寺本誠 |
子どもの空間認識と地図学習について |
今野日出晴 |
【実践論文】
中3公民授業「私たちの住む三重県~住民にとっての地域~」 |
藤森秀明 |
歴史教育環境の変容とその課題 |
須賀忠芳 |
【授業レポート】
歴史認識に働きかける戦争学習 |
菅一典 |
「疑う楽しさ」を軸にした世界史の授業 |
藤本和哉 |
【書評】
佐伯眞人編著『生徒の心を揺さぶる社会科教材の開発』 |
若生剛 |
【図書紹介】
【研究大会報告】
第26回 研究大会報告
第25号(2006年)
【研究論文】
1930年前後の植民地朝鮮における郷土史授業 |
國分麻里 |
戦時下における生活綴方運動の展開と変容 |
高橋健司 |
高等学校地理における「地理的な見方や考え方」の指導方法について |
西野守郎 |
全村教育運動下の地域的特色をとらえる中学校地理授業「私たちの住む三重県」 |
藤森秀明 |
【実践論文】
小学校社会科における「身近な地域」学習の授業展開 |
内川健 |
日本史教育における校外学習の役割 |
加藤将 |
【社会科教育情報】
「南洋」の戦跡・慰霊顕彰施設について |
大庭大輝 |
社会科教育における「イノベーション」教材化の視点 |
三橋浩志 |
【書評】
『社会科教育と地域 ―基礎・基本の理論と実践―』 |
林琢也 |
『社会科 ―現代 問われている世界―』 |
藤井大亮 |
【図書紹介】
【研究大会報告】
第25回 研究大会報告
第24号(2005年)
【巻頭言 谷川彰英】
【研究論文】
社会科・地理歴史科地理はどこまで学習すべきか |
井田仁康 |
山本熊太郎における郷土地理教授法の形成過程 |
齋藤之誉 |
【実践論文】
社会科(地歴科)の授業を保障する大学入試センター試験 |
中切正人 |
歴史教材としての流通経済圏の拡大 |
須賀忠芳 |
【研究ノート】
教職科目をめぐるディスコース |
野口剛 |
国際平和学習への取り組み |
華井和代 |
【授業レポート】
【社会科教育情報】
【書評】
『日韓交流授業と社会科教育』 |
『グローバル時代の経済リテラシー -新しい経済教育を創る-』 |
【図書紹介】
【研究会報告】
筑波大学社会科教育学会第24回 研究大会報告
第23号(2004年)
【研究論文】
英国における学校歴史の改革について |
野口剛 |
出荷戦略から見た大規模レタス産地の性格 |
村井亜希子 |
法関連問題における正当で合理的な意思決定 ―Street Law教育におけるプライバシー学習の考察を通して― |
村野和子 |
【研究会報告】
第22号(2003年)
【研究論文】
岡山孤児院教育実践の子ども生活史的考察 |
大森昭佳 |
社会科教育における法社会の認識とフラーの合法性概念 |
豊浦孝則 |
高等学校における海外修学旅行の諸類型―地域性の考察を中心にして― |
羽成祐子 |
【研究会報告】
【書評】
井門正美著『社会科における役割体験学習論の構想』 |
井田仁康 |
第21号(2002年)
【研究論文】
山間地集落における高齢者福祉-山梨県市川大門町大木集落を事例として- |
青柳恭子 |
明治期歴史教育における「歴史画」の研究 |
上原いづみ |
公民科教育における青少年の人権保障の取り扱い-少年法改正問題を主な題材として- |
馬場登紀夫 |
明治後期長野県における小学校郷土科に関する基礎的考察―設置目的と形式について― |
熊田禎介 |
市制及町村制の制定と「公民」の創出―『元老院会議筆記』を手がかりに― |
若生剛 |
【研究ノート】
地域学習のための学校設定科目「関門学」の策定・実施について―地理歴史科を中心にして― |
佐々木秀成 |
【研究会報告】
【書評】
江口勇治監訳,磯山恭子・川良裕一郎・木村哲也・船越耿一・江口勇治訳 『テキストブック わたしたちと法 権威,プライバシー,責任,そして正義』 |
松崎康弘 |
第20号(2001年)
【研究論文】
首都圏近郊農村における農業継続のメカニズム―茨城県那珂町を事例に― |
川久保典昭 |
現代史における地域紛争の学習と平和教育 |
福士和代 |
臓器移植から見た生命倫理の問題に関する研究―生命倫理教育の可能性を目指して― |
山下政宏 |
田中啓爾における地理区教授論の形成過程 |
齋藤之誉 |
【研究会報告】
【書評】
森茂岳雄 編著『多文化社会アメリカにおける国民統合と日系人学習』 |
佐藤公 |
第19号(2000年)
【研究論文】
市民的資質教育としてのService Learningの意義― 『Active Citizenship Today』の分析を通して― |
寺本誠 |
歴史科カリキュラムSCPの構成とその意義 |
平子晶規 |
地理教育における効果的な野外観察に関する実証的研究 |
古川顕 |
師範学校における郷土教育の実践的展開 ―茨城県女子師範学校を事例として― |
外池智 |
【研究ノート】
社会科授業研究における質的研究法の意義 ―「公正さ」はどう認識されるか― |
川﨑誠司 |
【研究会報告】
第18号(1999年)
【研究論文】
討論学習と比較した社会科ディベート学習の意義と指導方法 ―政策思考力重視と論争技術重視という2つのディベート学習― |
杉浦正和 |
地域史の人物を生かして学ぶ日本史学習 ―奈良時代・常陸国の一写経生を例として― |
杉山美律 |
表計算ソフトによる地理情報システム |
小林岳人 |
Movements of Environmental Education in Myanmar |
Hla Hla Win |
【研究会報告】
【書評】
第17号(1998年)
【研究論文】
韓国『国史』教科書における中・近世韓日関係史の叙述 |
尹龍爀 |
1980年代のアメリカ歴史学における「新しい社会史」論争 ―「多様性」と「総合性」をめぐる状況― |
桐谷正信 |
山梨県師範学校における郷土教育の総合性―郷土室と郷土調査要目の分析を通して― |
外池智 |
社会科総合科目のカリキュラムに関する研究―国立大学附属高プランを中心に― |
酒井類 |
情報メディアによる観光レクリエーション地域の形成―横浜元町を事例として― |
中川健 |
世界史学習におけるドイツ・ハンザ商人像の導入―フェッキンフーゼン家の書簡を通して― |
宇都木修一 |
【研究会報告】
【書評】
社会科の初志をつらぬく会著『問題解決学習の継承と革新』 |
保坂秀夫 |
寺本潔・井田仁康・田部俊充・戸井田克己著『地理の教え方』 |
松崎康弘 |
第16号(1997年)
【研究論文】
小学校の異文化理解教育におけるクロスカルチャー・シミュレーション“Rafa´ Rafa´”の意義―茨城県水海道市立小学校における実践を通して― |
井門正美 |
人間としての在り方生き方の教育―カウンセリング・マインドを生かして― |
田中利行 |
日本史教育における「山民社会」の視点の導入の意義― |
高橋直英 |
進路選択を意識させた地理教育の展開―『立地論』の授業を通して― |
田村和浩 |
千葉県長生群・夷隅郡における定期市の存立基盤 |
久保京子 |
【研究会報告】
【図書紹介】
谷川彰英著『柳田國男 教育論の発生と継承―近代の学校教育批判と「世間」教育―』 |
二谷貞夫 |
井田仁康『ラブリー・ニュージーランド』 |
山田義尚 |
第15号(1996年)
【研究論文】
那珂川における水辺の観光レクリェーション利用 ―地理教育における水の教材化の一視点― |
吉村夕紅 |
地理の学習目標としてのメンタルマップ |
小林岳人 |
歴史教育における戦争学習と民衆の抵抗の取り扱い |
塚本徹 |
【研究ノート】
社会(公民)科における法教育の課題 ―「権威」の単元の分析とその応用について― |
江口勇治 木村哲也 |
台湾における社会科教育 |
井田仁康 |
【研究会報告】
第14号(1995年)
【研究論文】
授業方法の効果測定に関する方法論的検討 |
上笹恒 |
茨城県新治村における養豚業の変容 |
山口泰宏 |
ファシズム理解を深めるシミュレーション教材の開発 ―高等学校世界史における「アイヒマン実験」の導入― |
中切正人 |
フィリピンの価値育成のための教育 ―中等教育における「価値教育」を事例として― |
平久江祐司 |
【研究会報告】
【図書紹介】
篠原昭雄先生退官記念会編 『現代社会科教育論―21世紀を展望して』― |
高山次嘉 |
第13号(1994年)
【研究論文】
中等社会科統合化の功罪 |
篠原昭雄 |
「米日地理教材開発プロジェクト」における教材開発の事例―観光単元学習― |
天野真哉 |
グローバル教育の学習方法に関する研究 ―オーストラリアの地理教育を中心として― |
松尾通成 |
世界史教育における異文化理解に関する研究 ―マンチェスター市教育委員会のガイドライン(1988)を事例として― |
中村敦子 |
【研究ノート】
【研究会報告】
【図書紹介】
【篠原昭雄教授の御退官にあたって】
伝統の継承を誓って |
谷川彰英 |
篠原昭雄教授 略歴・主要業績一覧 |
第12号(1993年)
【研究論文】
地理教育における野外学習の意義―地理的意識育成の観点から― |
美誉志洋子 |
アメリカの地域学習におけるオーラル・ヒストリーの研究 ―Georgia州Rabun Countyにおける“Foxfire”magazineを事例として― |
小川浩之 |
世界史教育と世界史像の再編 |
宮崎正勝 |
社会科学習論としての「法的思考」の活用法―価値衝突における問題解決の指針として― |
保阪秀夫 |
【研究ノート】
「経済的な見方や考え方」についての一考察 |
栗原久 |
空間認知能力の発達過程を考慮した地図の指導方法に関する一試案 ―方位と縮尺を中心として― |
田村和浩 |
【研究会報告】
【図書紹介】
魚住忠久・宮原悟・栗原久著『グローバル政治経済入門』 |
杉田孝之 |
第11号(1992年)
【研究論文】
交通変革に伴う地域変容とその教材化―中央自動車道を事例として― |
佐藤俊彦 |
縄文時代前期における貝塚形成の意義 |
洲嵜和宏 |
アメリカの社会科教育における「日本」―中等教育における対日イメージの形成を中心として― |
橋本弓子 |
職業教育の再編成と実業補習学校「公民科」 |
田村真広 |
【研究ノート】
地域調査の視点―筑波山巡検を通じて― |
伊藤純郎 |
「現代社会」のカリキュラム創り分科会研究経過報告 |
古山良平 土屋伸也 平岡可奈之 三橋浩志 |
【研究会報告】
江口勇治・木村勝彦・溜池善裕
【図書紹介】
江幡真一郎・高山次嘉編著『社会性・社会認識育成の課題と方法』 |
田村真広 |
第10号(1991年)
【研究論文】
社会科教育の本質に関する研究課題 |
篠原昭雄 |
中国の近代化に対する、日本と中国の認識の相違 |
大谷英子 |
柳田國男における郷土への視角 ―農業経済学と「農村生活誌」との関わりを手がかりとして― |
溜池善裕 |
地理教育における工業化に伴う地域変容の教材化―茨城県西部を事例として― |
三橋浩志 |
【研究ノート】
高等学校教育への開発教育の導入 |
生地陽 |
地理的情報に着目した地理教育への一考察―空間認知能力の向上をめざして― |
田村和浩 |
権力の哲学者ミシェル・フーコーと「生存の美学」について |
功刀幸彦 |
【研究会報告】
6月例会 |
生地陽 江口勇治 |
11月例会 |
菊地弘 塚原直人 |
【図書紹介】
日本社会科教育学会編『社会科教育文献目録第3集』 |
江口勇治 |
第9号(1990年)
【研究論文】
地理学習における工業化についての教材研究―茨城県の工業団地を中心に― |
小林陽子 |
「開発」の意味を問い直す教材化の試み―タイのNGOと農民による農村開発を事例として― |
羽佐田透一 |
【研究ノート】
食物を教材とする総合学習の試み―スシを事例として― |
福永徳善 |
【研究会報告】
6月例会 |
岩崎宏之 羽佐田透一 |
10月例会 |
塚原直人 |
【書評】
寺本潔『子ども世界の地図』 |
谷川彰英 |
社会認識教育学会編『社会科教育の理論』 |
梶哲夫 |
朝倉隆太郎編『地域に学ぶ社会科教育』 |
高山次嘉 |
【図書紹介】
梶哲夫先生・横山十四男先生退官記念出版会編 『社会科教育四十年―課題と展望』 |
二谷貞夫 |
第8号(1989年)
【退官にあたって 梶哲夫】
【退官にあたって 横山十四男】
【研究論文】
社会的判断力の意味 |
岩瀬弘一 |
地図教育における方位指導上の問題 |
牧野誠照 |
現代高校生の意識に関する事例的研究―トラッキング理論の視点より― |
菱山謙二 他 |
今井誉次郎における綴方教育論についての一考察―初期の社会科教育論との関係において― |
木村勝彦 |
【研究ノート】
【実践報告】
【研究会報告】
5月例会 |
篠原昭雄 橋本克己 |
10月例会 |
小島孝 堀井登志喜 |
【書評】
JCEE・F.サンダース他著『経済を学ぶ・経済を教える』 |
栗原久 |
谷川彰英『柳田国男と社会科教育』 |
森茂岳雄 |
梶哲夫教授・横山十四男教授の御退官にあたって 心から感謝をこめて
|
篠原昭雄 |
第7号(1988年)
【研究論文】
中学校におけるマルクス経済学に基づいた経済教育の問題 ―安井俊夫氏の「利潤が生まれるわけ」の授業を例として― |
山根栄次 |
地域学習における時間と空間の融合学習の構想 |
石川裕之 |
「現代社会」の活性化を求めて―時事問題の教材化から― |
土肥勇賢 |
家事科・裁縫科の諸問題に見る女子教育―明治から昭和初期にかけて― |
永野みどり |
【研究会報告】
社会科の当面する諸問題 |
宮薗衛 山本栄一 古山良平 |
筑波大学社会科教育学会,アンケート集計結果 |
谷田部玲生 |
パラオの非核憲法について |
鈴木俊彦 |
【書評】
【図書紹介】
上原弘江編『上原専禄著作集25・世界史認識の新課題』 |
二谷貞夫 |
別冊(1987年)
シンポジウム 社会科教育の当面する諸問題
はじめに 司会 |
横山十四男 谷川彰英 |
筑波大学教育学系 筑波大学教育学系 |
Ⅰ.総括提案 |
吉田寅 |
筑波大学歴史・人類学系 |
Ⅱ.「現代社会」をめぐる諸状況 ―学会員対象アンケートの集計報告― |
岩瀬弘一 塚原直人 藤沢健 松本康 |
筑波大学大学院教育研究科 筑波大学大学院教育研究科 筑波大学大学院教育研究科 筑波大学大学院教育研究科 |
Ⅲ.全倫研調査報告を中心として |
古山良平 |
東京学芸大学附属高等学校 |
Ⅳ.中学校現場の問題をさぐる |
田辺正一 |
東京都葛飾区立新小岩中学校 |
Ⅴ.高等学校教育現場の問題点 |
川原尚子 |
埼玉県立伊奈学園総合高等学校 |
Ⅵ.討論 |
資料 |
「現代社会」の現状についての実態 |
第6号(1987年)
【研究論文】
地理的認知に関する基礎的研究―筑波研究学園都市を事例として― |
宮原弘匡 |
成立過程における世界史教育の特殊性について |
茨木智志 |
「社会概念」の発達に関する基礎的研究 |
松本康 |
戦後イギリス中等教育における社会科受容の試み |
宮薗衛 |
社会科地域学習論の類型化についての一考察 |
松岡尚敏 |
【研究会報告】
社会科教育と社会科学の関連について |
谷田部玲生 谷川彰英 |
歴史学と歴史教育 |
横山十四男 吉田寅 |
【書評】
吉田寅『世界史教育の研究と実践』 |
木村勝彦 |
板倉聖宣『歴史の見方・考え方』 |
須藤宏子 他 |
関根良雄『知っておきたいアフリカの歴史』 |
松本敏 |
【図書紹介】
第5号(1986年)
【研究論文】
明治後期における統合教授論の内容とその特質 |
木村健一郎 |
国史教科書を通してみた戦前の女子教育 |
望月祐子 |
基本的人権の学習における「新しい人権」の取扱い |
金子巧 |
80年代の社会科実践の動向と論点 |
藤井千春 |
教材作成のツールとしてのコンピュータの活用―社会科において― |
越智秀三郎 |
学校現場における福祉教育について |
佐々木秀成 |
【研究ノート】
敗戦直後の暫定『初等科地理(上)・(下)』教科書について |
寺本潔 |
現代史としての「真珠湾」 |
矢野重喜 |
【研究会報告】
コンピュータ利用による研究調査法 |
菱山謙二 松本康 松浦利隆 |
【書評】
片山宗二『社会科授業の改革と展望―中間項の理論を提唱する―』 |
谷川彰英 |
井上幸治監修、M.フェロー著・大野一道訳 『新しい世界史―全世界で子供に歴史をどう語っているか―』 |
二谷貞夫 |
【図書紹介】
朝倉隆太郎先生退官記念会編『社会科教育と地域学習の構想』 |
松岡尚敏 |
第4号(朝倉隆太郎教授退官記念号)(1985年)
【退官にあたって 朝倉隆太郎】
【研究論文】
「ふるさと」意識の研究 |
吉田恭爾 上笹恒 横山十四男 |
日本史教育における民俗学の活用―近世村落史の一試論― |
川原尚子 |
高等学校社会科における経済教育のあり方について |
平岡可奈之 |
北海道における郷土教育の研究 |
関道夫 |
地理的位置の認知に関する基礎的研究 |
阿南崇 |
【研究ノート】
儒学における合理主義の精神 |
別府淳夫 |
総督統治下朝鮮の国民学校における地理教育―国民科「環境の観察」について― |
寺本潔 |
【研究会報告】
世界史教育をどう考えるか(Ⅰ) |
二谷貞夫 |
世界史教育をどう考えるか(Ⅱ)
その活性化のための提言
「世界史」指導法の一試案
研究会に参加して
|
長瀬守 吉田寅 松岡尚敏 木村勝彦 |
【書評・図書紹介】
三浦軍三『子どもの科学的認識と論理構造』 |
藤井千春 |
谷川彰英『地名に学ぶ』 |
横山十四男 |
日社学編『社会科における公民的資質の形成』 |
谷川彰英 |
教科書研究センター編『教科書からみた教育課程の国際比較(社会科編)』 |
大友秀明 |
【朝倉隆太郎教授の御退官にあたって】
【〔吉田恭爾助教授追悼〕の記】
故吉田恭爾所教授追悼の記 |
中村八朗 |
略歴・主要業績 |
第3号(1984年)
【研究論文】
水利文化圏より見た江南開発史―文化圏学習への一試論― |
長瀬守 |
現代西ドイツ基礎学校における「事実教授」 ―バーデン・ビュルテンベルク邦の場合― |
大友秀明 |
内在的真理の伝達をめぐっての「教える者」と「学ぶ者」との関係 ―S・キルケゴールの理論を手がかりとして― |
須藤茂明 |
明治初期における「世界」認識の教育 ―小学校用教科書、特に、地理教科書に描かれた「世界」の考察を中心として― |
玉井正史 |
GCE試験にみるイギリスの地図指導 |
飯田誠 |
【研究ノート】
国民学校における「郷土の観察」の特色と意義 |
寺本潔 |
【研究会報告】
Ⅰ.テーマ「『現代社会』の指導計画と実践をめぐって」 |
梶哲夫 高柳英雄 古山良平 |
Ⅱ.テーマ「教科書分析の課題と方法(その1)」 |
木山徹哉 宮薗衛 松本敏 松岡尚敏 |
【書評】
小林信郎・梶哲夫編、『「現代社会」の単元構成と展開』 |
松本敏 |
前田優作・吉田恭爾著、『老人福祉・家族福祉』 |
中村八朗 |
第2号(1983年)
【研究論文】
国際理解を深める社会科教育の視点をめぐって |
二谷貞夫 |
アメリカ合衆国における社会科論の展開 ―社会科における市民的資質教育― |
江口勇治 |
「現代社会」をどうするか―戦後の高等学校社会科諸科目との比較からの提言― |
永野広務 |
暫定初等科国史教科書「くにのあゆみ」論争について |
松浦利隆 |
【研究ノート】
LANDSAT画像の教材開発およびその地理教育における授業効果 |
梅内康博 |
【書評】
小山保郎著『小学校社会科・地理的学習の理論と実際』 |
朝倉隆太郎 |
石山忠造著『小学校社会科教育法』 |
横山十四男 |
朝倉隆太郎・梶哲夫・横山十四男著『中学校社会科教育法』 |
渋沢文隆 |
第1号(1982年)
栃木県の高等学校を対象とした社会科教科課程の調査報告 |
朝倉隆太郎 |
大都市の親子関係―東京都新宿区の場合― |
吉田恭爾 |
高校社会科地理における都市の学習指導について―都市化の概念とその形成― |
髙山直子 |
日本史教育における文化史の取扱い―いきを素材とした化政文化学習の一試論― |
飯島睦子 |
アイデンティティの確立と教育―エリクソン理論を手がかりとして― |
古山良平 |