記事一覧

中等社会科教育学会からのお知らせなどを配信します。
この掲示板は、会員の皆様に社会科教育に関連する有益な情報提供の場を提供することを目的として設置しました。
本掲示板に情報の掲載をご希望される方は、事務局までご連絡ください。

【第3報】2024年度 自由研究発表・大学生の模擬授業  

 ◆自由研究発表─第1分科会 (10:00~12:00)      
1.学習者の成⻑を見とる社会科教育評価の変革とその在り方
 – E.W.アイズナーの教育評価と社会科教育における質的な研究の可能性 –
  松本隼人(筑波大学大学院)
2.「昭和初期の生活綴方教育における到達点 — 田中新治の場合 —
  長登茂之(筑波大学大学院)
3.地域認識の変容における「地図学習」の有用性
 - つくば市を対象とした地域学習を事例に –
  石川理沙(つくば市立春日学園義務教 育学校)
  佐藤優大・永田一晃(筑波大学大学院)
4.論争問題学習における熟議空間をいかに形成するか
 - 学習者の「心理的安全性」に着目して-
  植原督詞・常見真奈(伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校)

◆自由研究発表─第2分科会 (10:00~12:00)         
1. 1950 年代の茨城県における小学校カリキュラムの分析
 – 学校経営案での社会科の位置 –
  佐藤美涼・土屋うらら・尚 夢雅(筑波大学大学院)
2.学ぶ意欲がない生徒の主体性や探究の姿勢をどう高めるか
 - 歴史科目を通して感性をくすぐり励ます実践 -
  竹田和夫(新潟大学非常勤講師)
3.哲学・宗教学の視座および方法論から考える歴史教育
 - 歴史的思考力と哲学的思考力の交差に注目して -  
  丸小野壮太(常磐大学高等学校)土井裕人(筑波大学)
4.若手教師は「歴史総合」授業の省察から何を学ぶのか
  金久保響子(茨城大学)大脇和志(お茶の水女子大学)
  Yang JaYeon(筑波大学)


◆大学院生の模擬授業(13:00~14:30)

 ・テーマ:市民感覚に着目した法教育実践

 ・司会進行:滝口生都・相川美緒

 ・授業者:野月 和
 

 

【第2報】2024年度 全国研究大会 シンポジウム ご案内

【テーマ】能登半島地震や「南海トラフ地震臨時情報」を社会科教師はどう受け止めているのか-災害やリスクをどの様に授業実践すべきか-

・14:45〜15:05  趣旨説明:三橋浩志(文部科学省)

1995年1月に発生した阪神淡路大震災から、もうすぐ30年を迎えます。令和6年元日に発生した「能登半島地震」は、先日の豪雨災害も重なり、復旧・復興が大幅に遅れています。21世紀になり、災害が激甚化するなか、社会科教育での防災教育の役割が高まっています。一方、8月8日には、「南海トラフ地震臨時情報:巨大地震注意」が発令されました。イベントの中止や、帰省・旅行を見合わせた人もいました。リスクに対して様々な考え方があることが顕在化しました。国民一人ひとり、社会全体、行政と、災害やリスクを様々な立場で考えることが問われています。

この1年、能登半島地震や「南海トラフ地震臨時情報」など、大きな災害や不確実性のあるリスクに見舞われるなか、社会科教師は、これらをどう受け止めているのでしょうか。そして、社会科の授業で、災害やリスクをどの様に実践すべきと考えているのでしょうか。

本シンポジウムでは、まず、地理、歴史、公民の3人の先生方から、社会科教育における災害やリスクに関する授業実践の報告と、問題提起をしていただきます。地理の松本先生は、「自然環境と防災」実践の工夫や、災害やリスクを授業で扱う際のアイデアなどをお話し頂きます。歴史の渡邊先生には、歴史の授業で災害を扱う視点などを問題提起して頂きます。公民の前嶋先生には、原発事故に関わる問題をどう公民教育で取り上げるかの問題意識などをご報告頂きます。そして、パネルディスカッションでは、社会科教育が、災害やリスクを教材化していくための視点などについて、3人の報告者と会場の皆さんと一緒に議論し、考える機会になればと思います。


・15:05〜16:10  地理、歴史、公民の3人の先生からの問題提起(20分×3人) 

 地理:松本穂高(茨城県立竹園高等学校)

 歴史:渡邊和彦(筑波大学附属坂戸高等学校)

 公民:前嶋 匠(東大寺学園中学・高等学校)


・16:10〜17:00 パネルディスカッション

社会科教育が、災害やリスクをどの様に教材化していくのか、そのための視点などを3人の報告者と会場の皆さんと一緒に議論し、考えます

【案内】2024年度 中等社会科教育学会 全国研究大会

会員の皆さま

10月27日(日)開催の第43回全国研究大会の日程をお伝えします。

  9:30~      受付開始
 10:00~12:00 自由研究発表
 12:00~13:00 昼食
 13:00~14:30 大学院生の模擬授業 
 14:45~17:00 シンポジウム
 17:15~17:45 総会
 18:00~20:00 懇親会

●場 所:筑波大学東京キャンパス

●参加費:1000円(当日の東京キャンパス会場使用料に主に使用されます。)

●懇親会は当日受付はございません。事前申し込みをされた方は受付で懇親会費 社会人:5,000円 学生・院生:3,000円をお支払いください。

【ワールドネイバーズカフェ 護国寺】
(筑波大学茗荷谷キャンパスから徒歩10分)
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132302/13161771/

【大会参加申し込みフォーム】
以下の URLから大会・懇親会の申し込みを行ってください。

https://forms.gle/y2R1M2v47oAaG7Q9A

懇親会は お店のキャパのため、50人の超える段階で締め切ります。

自由研究発表申し込みについて(10月27日全国研究大会)

会員の皆さま

 9月に入りましたが、まだまだ残暑が続いております。いかがお過ごしでしょうか。

 10月27日(日)に中社学の全国研究大会が、筑波大学東京キャンパス(茗荷谷)で予定されています。

 午前中に10時から開催される、自由研究発表の申し込みを開始いたします。ご希望される方は、以下の内容を学会事務局にお知らせください。

・名前(連名の場合は全員)
・所属(同上)
・発表題目(仮題でも可)

【送付先】chuushagaku@yahoo.co.jp
【締切】10月1日(火)
※発表20分、質疑10分です。当日の詳細は申し込み後に事務局から連絡いたします。

 昨年度に続き対面開催になります。多くの会員の御参加をお待ちしております。

 中等社会科教育学会 事務局

中等社会科教育学会 授業実践研究部会 第29回例会

「社会科授業における討論型授業について考える」 -討論型授業の理論と実践を考えるグループワーク-(対面開催&オンライン同時配信)のお知らせ

昨今の社会科授業では、「対話」や「討論」を重視した授業実践が展開されています。従来から社会科では「討論」や「ディベート」を活かした多くの授業実践が蓄積されています。一方、「個別最適な学び」や「主体的で対話的な深い学び」が重視されるなか、論争やディベートなどの討論型授業の工夫や留意点、課題などの検討も大切です。「相手を非難することなく、批判的な討論を指導する工夫」や「討論型授業における学習評価の在り方」など、討論型授業を巡る課題も多いと思います。そこで、「社会科授業における討論型授業について考える-討論型授業の理論と実践を考えるグループワーク-」をテーマに、下記のとおり中等社会科教育学会・授業実践研究部会の第29回例会を開催します。

まず、『中等社会科教育研究第42号』に掲載の植原督詞先生(伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校・教諭)の「論争問題学習における議論の指導と評価の方略-D.E. ハリスの評価指標と米国社会科教師の実践に着目して― 」論文を植原先生からご発表いただき、評価を含めた理論的な枠組みなどを考えます。その後、数名の先生方から「社会科授業における討論型授業の工夫、留意点」などの話題提供をいただきます(人選中)。そして、地理、歴史、公民の各科目グループに分かれ、参加者全員で社会科授業における討論型授業について考えるグループワークを行います。参加者の皆さんが、グループワークで対話しながら、討論型授業の工夫や留意点、悩みなどを共有する機会にします。

コロナ5類移行を踏まえ、東洋大学白山キャンパスにおいて対面での例会開催です。また、全国の先生方の参加などを考慮し、オンラインでの配信も同時に行うハイブリッド開催とします(ただし、オンラインでのご参加は、研究発表までとさせていただきたく、ご了解ください)。「主体的で対話的な深い学び」が重視されるなか、「討論」や「ディベート」について授業現場の悩みを共有する「第29回例会(ハイブリッド開催)」へのご参加をお待ちしています。

1 日時  2024年(令和6年)7月21日(日)14時 ~ 17時 (受付:13時30分から)

2 場所  東洋大学白山キャンパス 10号館1階 A105教室
(都営地下鉄三田線「白山」駅下車、東京メトロ南北線「本駒込」駅下車、徒歩5分)https://www.toyo.ac.jp/about/access/hakusan/
※ご参加の皆さまには「白山キャンパス学外者入構証」を発行いたします。

3 次第
(1)開会、趣旨説明、機能説明(14時~14時10分)

(2)研究発表(14 時10 分~15 時30分 質疑応答を含む)
「論争問題学習における議論の指導と評価の方略-D.E. ハリスの評価指標と米国社会科教師の実践に着目して― 」植原督詞先生(伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校・教諭)
『中等社会科教育研究』第 42 号(2024 年 3 月)掲載の同実践論文について、改めて、ご発表いただきます。よろしければ、ご一読の後、ご参加いただくとともに、当日は、発表資料としてご参照いただければ幸いです。

(3)討論型授業について考える(15 時40 分~17 時)
① 討論型授業についての話題提供(15 分×3 人) 討論型授業の実践概要や工夫、留意点,悩みなどを3名程度の先生に話題提供いただきます。(人選中)
②グループディスカッション (地理、歴史、公民のグループ別に、討論型授業の工夫、留意点(評価の在り方など)、悩みなどを共有化します)

(4) 閉会 (17 時5 分)

※1 例会終了後、東洋大学の学生食堂で懇親会を予定しています。自由な意見交換に、是非ともご参加をよろしくお願いします。会費(予定) 社会人:4,000円、学生・院生:2,000円

※2 例会への参加をご希望される方は、下記申し込みフォームから、2024年(令和6年)7月18日(木)の20時までに、登録をお願いします。
(申し込みフォーム) 
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSevJC-6uhxwzpgoVFAmbEizg_J8Cq8d8jnzyCM2GP6mURnPHw/viewform
 
オンライン参加の皆様宛には7月19日(金)中に、オンラインアドレス(オンラインの種別は「グーグルミート」を予定)をメールでご連絡いたします。

※3 学会、部会活動の詳細については、下記HPをご参照ください。中等社会科教育学会 http://chuusha.jp/index.html

連絡先・事務局 
〒112-8600 東京都文京区白山5-28-20 
東洋大学白山キャンパス 10号館 第19研究室 
須賀忠芳(メール)t_suga@toyo.jp

2024年度全国研究大会の日程および場所について

会員の皆様

 5月の下旬になりましたがいかがお過ごしでしょうか。
 2024年度の全国研究大会は、以下の日程および場所で行います。

 日程:2024年10月27日(日) 10時開始
 場所:筑波大学東京キャンパス(文京区茗荷谷)

 自由研究発表の申し込み開始は9月です。改めてこのHP上でお知らせします。

 昨年より引き続き、対面開催となります。多くの会員の御参加をお待ちしております。

                         事務局

学会誌の送付について

会員の皆様

 桜が満開のこの頃、いかがお過ごしでしょうか。

 4月に入り、学会誌42号を発送いたしました。今回は特集もあり、論考類が124頁にわたり掲載されてあります。しかし、お送りした学会誌が住所不明でいくつか戻ってきております。昨年、年会費をお支払いの方でまだ学会誌が未着の方は、お名前とともに送付先住所を学会事務局にお知らせください。

 ご面倒をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

                     学会事務局

授業実践部会第28回例会のお知らせ(対面&Zoom)

「18 歳成年」は約 2 年を迎え、社会科の授業は変わったか?-模擬授業の体験と、授業案づくりグループワーク-

 明治以来の「20 歳成年」が、2022 年 4 月 1 日から「18 歳成年」に変わりました。高校 3 年生は誕生日を迎えると、立派な成人となり、例えば、保護者の同意を得なくても、自分の意思で様々な契約が締結できますし、裁判で訴訟をすることも可能になります。もちろん、成人としての責任も生じることになります。「18 歳成人」は約 2 年を迎えますが、社会科の授業は変化したのでしょうか。
 昨年に引き続き、科研費グループ「現職教員と連係した『成年教育』教材作成プログラム」との共催で、「18 歳成年は約 2 年を迎え、社会科の授業は変わったか?」をテーマに、「18 歳成年」を巡る社会科の授業づくりなどを考える「授業実践研究部会・第 28 回例会」を開催します。科研費グループの教材開発、今回は「模擬授業」として展開していただきます。参加者には模擬授業に参加、体験し、その後に研究協議を行います。研究協議のコーディネイターは、主権者教育、法教育研究の第一人者の藤井剛先生です。さらに、弁護士さんの参加も予定しています。
 その後は、模擬授業、研究協議を踏まえ、参加者全員で「18 歳成年」に関する授業案づくりを実際にグループワークで作成します。地理、歴史、公民の各科目グループに分かれ、「18 歳成年」に関連するテーマをもとに、参加者の皆さんがグループワークで対話しながら、授業案を作成してみる機会にします。
 コロナ 5 類移行を踏まえ、東洋大学白山キャンパスにおいて対面での例会開催です。また、全国の先生方の参加などを考慮し、オンラインでの配信も同時に行うハイブリッド開催とします。「18 歳成年」が約 2 年を迎える中、2つの模擬授業と研究協議、さらに授業案をつくる「第 28 回例会(ハイブリッド開催)」へのご参加をお待ちしています。

1 日時 2024 年(令和 6 年)1 月 28 日(日)13 時 30 分 ~ 17 時 30 分(受付:13 時から)

2 場所 東洋大学白山キャンパス 10号館(教室は、追ってお知らせいたします)
https://www.toyo.ac.jp/about/access/hakusan/
(都営地下鉄三田線「白山」駅下車、東京メトロ南北線「本駒込」駅下車、徒歩 5 分)
※ ご参加の皆さまには「白山キャンパス学外者入構証」を発行いたします。
【対面開催とオンライン(Zoom)とのハイブリッド開催】

3 次第
(1)開会、趣旨説明、機能説明(13:30~13:40)
(2)「18 歳成年」に対応した模擬授業体験(13:40~15:30) 50 分×2 人
  「すごろくから消費者問題を考える」(千葉県立津田沼高校 荒木 秀彦先生)
  「校則を考える」(千葉県立津田沼高校 杉田 孝之先生)
(3)模擬授業の研究協議(15:40~16:40) 30 分×2テーマ
(進行・明治大学特任教授 藤井剛先生、弁護士の参加も予定)
  「すごろく」模擬授業の研究協議
  「校則」模擬授業の研究協議
(4)グループワーク:「18 歳成人」の授業アイデアを考える(16:50~17:20)
(5)まとめ、閉会(17:20~17:30)
※1 例会終了後、会場校の近くで懇親会を予定しています。自由な意見交換に、是非ともご参加をよろしくお願いします。
会費(予定) 社会人:6,000 円、学生・院生:3,000 円
※2 例会への参加をご希望される方は、下記申し込みフォームから、2024 年(令和 6 年)1 月 25日(木)の 20 時までに、登録をお願いします。

(申し込みフォーム URL)- Google フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSejpT0XI_GbVBtmb46-HUirmAUfRv7XF
mGkVfaInEa_vMrmQQ/viewform

オンライン参加の皆様宛には、1 月 27 日(土)中に、Zoom 参加に必要となる、「会議室 ID」と「パスワード」をメールでご連絡いたします。

※3 学会、部会活動の詳細については、下記HPをご参照ください。
中等社会科教育学会 http://chuusha.jp/index.html

連絡先・事務局
〒112-8600 東京都文京区白山 5-28-20
東洋大学白山キャンパス 10 号館 第 19 研究室
須賀忠芳(メール)t_suga@toyo.jp

【締め切り】懇親会の参加申し込み・2023年度全国研究大会

会員の皆様

 明後日に迫りました学会大会ですが、これを持ちまして懇親会の参加申し込みを締め切らせていただきます。

 お申込みされた方は懇親会費4千円を当日受付でお支払いください。

 なお、すでに参加申し込みをされた方で当日キャンセルされる場合は、後日、懇親会費の振り込みをお願いいたします。この場合はまた事務局より個別にお伝えいたします。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

                         事務局

【再送】2023年度全国研究大会の日程

会員の皆さま

 今週末の11月26日(日)開催の第42回全国研究大会の日程を再度お伝えします。前回、お伝えした時程から変更はございません。

  9:30~      受付開始
 10:00~12:00 自由研究発表
 12:00~13:00 昼食
 13:00~14:10 大学院生の模擬授業 ⓵歴史班 ②公民班
 14:15~15:15 井田仁康氏の講演「地理教育を語る」
 15:20~17:20 座談会「社会科における地理の魅力」
           中村光貴氏(地理:筑波大学附属高等学校)
           須賀忠芳氏(歴史:東洋大学)
           小貫 篤氏(公民:埼玉大学)
           進行役:井田仁康氏(筑波大学)
 17:30~18:00 総会
 18:30~20:00 懇親会

●参加費:1000円(当日の東京キャンパス会場使用料に主に使用されます)。

●懇親会は当日受付はございません。事前申し込みをされた方は受付で懇親会費4000円をお支払いください。

 2019年以来の対面開催です。お誘いあわせの上、ご参加ください。

                          事務局

2023年度自由研究発表目次と大学生の模擬授業

会員の皆様

 2023年度の全国研究大会での自由研究発表分科会および大学院生の模擬授業のテーマをお伝えします。


 ◆自由研究発表─第1分科会 (10:00~12:00、以下同)
1.変革に向けた社会科におけるデザイン思考の活用可能性   
川島一城(筑波大学大学院)
2.社会科教材としての「高校紛争」の可能性(仮題)-立川高校の「立高紛争」を手がかりにー                  
武藤正人(東京都立立川高等学校)
3.「日本人性」に基づいた多文化教育 ーマジョリティを対象としてー                 小澤堅介(筑波大学大学院)
※1つ発表が取り下げになりましたので繰り上げました(2023.11.23)。


◆自由研究発表─第2分科会
1.『岩波講座世界歴史』を活用した日本史・地理授業の提案
竹田和夫(新潟大学非常勤講師)
2.開かれた古代地中海世界史研究 -歴史学と歴史教育の対話から考える大学における「歴史総合」模擬授業を事例にして-  
丸小野壮太・佐藤育子(常磐大学高等学校・日本女子大学)
3.防災対策の対立を取り入れた高等学校地理防災教育の単元開発—宮城県気仙沼市における防潮堤計画を題材として—(仮)            
椎根裕之(筑波大学大学院)
4.高等学校における地理と生活との関わりを認識する授業実践ー生徒の消費行動選択と店舗立地を題材にー
開藤拓海 小松崎蒼也 世良田基暉 宮原千嗣(筑波大学大学院)


◆自由研究発表-第3分科会  
1.家族を再考する近代日本史学習の開発 -ケアの視点から-
石井栞(筑波大学大学院)
2.絵画資料を用いた歴史学習についての研究-ビゴーと『トバエ』に着目して-
加納伊吹基(筑波大学大学院)
3.中学校歴史的分野における創造的思考を生み出す授業づくり 
-鎌倉武士の「理想の東国政権作り」を題材に- 
寺本誠(お茶の水女子大学附属中学校)
4.高等学校歴史系科目における紛争解決学習の構築
小貫篤(埼玉大学) 阿部真隆(愛媛県立松山東高等学校)  傳田佳史(長野県諏訪清陵高等学校) 渡邊優輔(福島県立福島高等学校)



◆大学院生の模擬授業     (13:00~14:10)
・歴史班 会場118講義室 
 テーマ:火消制度から江戸の身分社会を考える

・公民班 会場117講義室 
 テーマ:ジェンダーに関する哲学対話の授業開発

 以上です。よろしくお願いします。
                     事務局

懇親会の参加申し込み・2023年度全国研究大会

会員の皆様

 11月26日の全国研究大会では懇親会を実施いたします。
 当日のお申し込みはできません。定員50人で、先着順で締め切ります。
 御参加を希望される方は、以下のグーグルフォームでお早めにお申し込みください。

 https://forms.gle/5LvZRvVMzKPJ9Sfd8

・日時  :11月26日(日) 18:30~20:00

・店名  :酒処かつら 
      東京都文京区大塚3-28-7
      林野会館の1階です。
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132302/13082053/

・懇親会費:4000円(飲み放題込み)
      ※当日、受付でお支払いください。

 先着順で終了いたします。どうぞよろしくお願いします。

情報提供:筑波大学創基151年 シンポジウム(9月24日) 

会員の皆様

 本学会の前身となる筑波大学が、創基151年・筑波大学50周年を迎えます。それを記念する催しとして下記の情報提供を頂きましたので、会員の皆さまにご案内いたします。

              記

人間系主催 創基151年筑波大学50周年記念事業
「シンポジウム筑波大学創基151年 学校教育に影響を与えてきた本学の役割の軌跡」
師範学校からの伝統を受け継ぐ筑波大学は、151年の間、全国的に学校教育に関する発信を続け、影響を与えてきました。
本シンポジウムでは、師範学校から今日までどのように日本の学校教育に影響を与え、将来に向けて筑波大学がどのような教育を発信していくべきかを問うことを目的としています。

日 時:2023年9月24日(日)10:00~16:30

場 所:筑波大学東京キャンパス120講義室(対面)
    及びZoom(オンライン)

参加登録フォーム(必須): https://forms.gle/NmsRU7rjRMLCDd2Q6

参加申し込み締め切り:2023年9月15日18:00
※講義室定員の都合から、対面参加は先着80名までで締め切らせていただきます。

 以上です。                        事務局

2023年度中等社会科教育学会全国研究大会

会員の皆さま

 9月に入りましたが、まだまだ残暑が続いております。いかがお過ごしでしょうか。

 11月26日(日)に中社学の全国研究大会が、筑波大学東京キャンパス(茗荷谷)で予定されています。プログラムの概要をお伝えします。

  9:30~      受付開始
 10:00~12:00 自由研究発表
 12:00~13:00 昼食
 13:00~14:10 大学院生の模擬授業
 14:15~15:15 井田仁康氏の講演
 15:20~17:20 座談会:社会科における地理の魅力
           中村光貴氏(地理:筑波大学附属高等学校)
           須賀忠芳氏(歴史:東洋大学)
           小貫 篤氏(公民:埼玉大学)
           進行役:井田仁康氏(筑波大学)
※地理、歴史、公民の観点から地理の魅力や無駄、要望などについて、意見を交わし理解を深めていければと思います。
 17:30~18:00 総会
 18:30~20:00 懇親会(予定)

●参加費:1000円(当日の東京キャンパス会場使用料に主に使用されます)

●午前中の自由研究発表をご希望される方は、以下の内容をお知らせください。
・名前
・所属
・発表題目(仮題でも可)
【送付先】chuushagaku@yahoo.co.jp
【締切】10月22日(日)
※発表20分、質疑10分です。当日の詳細は申し込み後に事務局から連絡いたします。

 久しぶりの対面開催になります。多くの会員の御参加をお待ちしております。

 中等社会科教育学会 事務局

授業実践研究部会第27回例会(対面開催)のお知らせ

 2022 年秋に公開された生成系 AI ツール「ChatGPT」を契機に,社会と AI の関係が劇的に変化しつつあります。「ChatGPT」に続いて,Google 社,apple 社,Meta 社なども生成系 AI の開発,公開を加速しています。生成系 AI ツール「ChatGPT」は,従来の「ネット検索による調べ学習」や「ネット翻訳を用いた調べ学習」とは大きく異なる教室での利用に発展しつつあります。しかし,「小学 5 年生が書いたような読書感想文を書いて」と「ChatGPT」に質問すると,即座に希望の読書感想文が完成するなど,教育現場で利用するには問題点もあるとも言われています。そこで,7 月 4 日付で,文部科学省から「初等中等教育段階における生成 AI の利用に関する暫定的なガイドライン」が公開されるなど,学校教育と生成系 AI の関係は,最もホットな学校教育を巡る論点です。
 一方,社会科(地理歴史科,公民科)の授業場面において,「ChatGPT」のどのような活用が考えられるのか,どのような留意点があげられるのかなど,実際の授業実践を踏まえた議論は,まだ始まっていません。社会科教育における資料提示の在り方,公民的資質の育成に向けた対話の在り方,さらには学習指導案の作成など,社会科教育を中心とした「ChatGPT」の活用方法を考える機会が,今こそ必要です。そこで,中等社会科教育学会・授業実践研究部会の第 27 回例会は「「ChatGPT」を社会科の先生が使ってみたら,どうなった!?」をテーマに,例会を開催します。
 専門家として,「ChatGPT」の授業実践をサポートし,先進的な実践を生み出している「特定非営利活動法人みんなのコード」の千石一朗氏をお招きし,「ChatGPT」の特徴や留意点を解説いただきます。同時に,実際に「みんなのコード」が開発した教師と生徒を切り分けた「ChatGPT」アプリを千石氏のコーディネイターのもと,会場で参加者が体験することで,「ChatGPT」のもつ特徴や授業場面での可能性,限界を実感し,考える機会を提供します。さらに,生成系 AI の特徴である「生徒の提案」を引き出す授業づくりにも挑戦してみます。また,本例会は科研費グループ「現職教員と連係した『成年教育』教材作成プログラム」との共催です。生成系 AI の利用と「公民的資質の育成」などを考える契機になれば思います。
 ハイブリッド開催が定着していた本授業実践研究部会の例会ですが,「ChatGPT」の体験を行う関係で,第 27 回例会でのオンライン配信は行いません。ご理解ください。夏休み最後の日曜日,御茶ノ水・駿河台の会場で,日本のプログラミング教育を先導してきた「みんなのコード」のコーディネイトのもと,「ChatGPT」を社会科教育の授業場面で体験できる貴重な機会です。「第 27 回例会(対面参加)」へのご参加をお待ちしています。

1 日時 令和 5 年 8 月 27 日(日) 14 時 ~ 17 時 15 分 (受付:13 時 30 分から)
2 場所 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー9階 1096教室
(JR 中央線・総武線,東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 徒歩約 3 分)
(都営地下鉄三田線・新宿線,東京メトロ半蔵門線/神保町駅 徒歩約 5 分)
【対面参加のみ。オンライン(Zoom)とのハイブリッド開催は行いません】

3 次第
(1)開会 (14 時)
(2)ワークショップ(14 時 10 分~16 時)
「「ChatGPT」を社会科の先生が使ってみたら,どうなった!?-生成系 AI とは何か,実際に体験することで活用と留意点を実感する 100 分-」
講師・コーディネイター 千石 一朗 氏(特定非営利活動法人みんなのコード 未来の学び探究部 講師・研究開発担当)
※「ChatGPT」体験は,アカウントを設定する関係から,必ず事前の申し込みをお願いします。また,各自のノート PC 又はタブレットが不可欠です。スマホでの「ChatGPT」体験は,画面の関係もありお勧めできません。必ず,Wi-Fi 接続可能なノート PC かタブレットを各自でご持参ください。
※大学のゲスト Wi-Fi,事務局によるレンタル Wi-Fi も用意しますが,参加者によるスマホによるデザリングなどの接続を基本とします。スマホによるデザリングなどの仕方を事前に必ずご確認をお願いします。
※ 「特定非営利活動法人みんなのコード」の公式 HP
https://code.or.jp/
※ (「みんなのコード」による石川県加賀市立橋立中学校での授業実践の NHK ニュース)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20230512/3020015230.html
※(「みんなのコード」による千葉県印西市立原山小学校での授業実践の「教育新聞」記事)https://www.kyobun.co.jp/news/20230613_06/

― 休憩 ―

(3)「ChatGPT」を使った「将来像の提案」のグループワーク(16 時 15 分~17 時 15 分)
①「初等中等教育段階における生成 AI の利用に関する暫定的なガイドライン」(三橋が説明)
②「ChatGPT」を使った「将来像の提案」づくり(グループワーク)
(地理,歴史,公民のグループ別に,「ChatGPT」との対話をベースに「将来像の提案」を作成)
(4) 閉会 (17 時 15 分)

※1 例会への参加をご希望される方は,下記申し込みフォームから,8 月 24 日(木)の 20 時までに,登録をお願いします。

※2 例会終了後に駿河台界隈で,交流会を以下の通り開催予定です。交流会への参加希望者は申込時に出欠をご連絡ください。 社会人:5,000 円,大学院生・学部生:2,000 円
(申し込みフォーム URL)- Google フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfblbEzev2WqFi6XAk133cIfTUI4ConiU
9PsQ5zoBwUfOEmfQ/viewform
(申し込みフォームにアクセスできない方)
下記事務局まで,お名前,ご所属,連絡先メールアドレス,グループワーク時の希望グループ(地理,歴史,公民の別),交流会の出欠をメールにて8月 24 日(木)の 20 時までに,御連絡いただければ幸いに存じます。メール整理の関係から,タイトルは【中等社授業実践部会第 27 回例会】でお願いします。

※3 学会,部会活動の詳細については,下記HPをご参照ください。
中等社会科教育学会 http://chuusha.jp/index.html

連絡先・事務局
〒112-8600 東京都文京区白山 5-28-20
東洋大学白山キャンパス 10号館 第19研究室
須賀忠芳 (メール)t_suga@toyo.jp

学会誌の送付について

会員の皆さま

 事務局よりご連絡です。
 4月末に学会誌41号を送付いたしました。
 加えて、執筆要領の変更(本ホームページに反映済)、特集号の案内、2023年度の全国研究大会の案内も同封しております。
 しかし、住所不明で数多くが戻ってきております。ここ2年間会費を支払っているのにお手元に学会誌が来ていない会員の方がおられましたら、事務局まで住所変更のご連絡をお願いします。

 なお、前述しましたが、次回の42号では特集号の論文を募集しております。また通常の論文も募集しておりますので、多くの会員の方々の投稿をお待ちしております。

                  事務局 chuushagaku@yahoo.co.jp

授業実践研究部会第 26 回例会ハイブリッド開催のお知らせ

会員の皆さま
 新学習指導要領は、カリキュラムマネジメントがキーワードになっています。『中等社会科教育研究 No.41』に「世界史と英語における教科横断型授業実践-歴史教育と外国語教育に跨がる「翻訳」の意義-」が掲載された渡邊先生と川村先生のお二人から、教科横断学習に関する授業実践論文をご講演いただきます。従来の現実的な課題に対する教科横断による多角的な視点による解決や探究に留まらず、教科固有の学び、教科の専門性の横断的な理解を「翻訳」をキーワードに語っていただきます。そして、カリキュラムマネジメントへの示唆を得ることとします。
 また、新学習指導要領がスタートして 1 年が経過し、「地理総合」「歴史総合」「公共」の 1 年を振り返るご報告を、学校現場の先生方にお願いします。その後、科目別のグループワークも行い、「地理総合」「歴史総合」「公共」の 1 年を振り返ります。今回、新型コロナ禍の 3 年間で定着したオンライン開催のメリットも踏まえて、オンラインでの配信も同時に行うハイブリッド開催とします。
 新学習指導要領がスタートして 1 年を振り返る「第 26 回例会(ハイブリッド開催)」へのご参加をお待ちしています。

1 日時 令和 5 年 6 月 4 日(日) 14 時 ~ 17 時 15 分 (受付:13 時 30 分から)

2 場所 東洋大学白山キャンパス 10号館2階 A205教室
https://www.toyo.ac.jp/about/access/hakusan/
(都営地下鉄三田線「白山」駅下車、東京メトロ南北線「本駒込」駅下車、徒歩 5 分)
※ ご参加の皆さまには「白山キャンパス学外者入構証」を発行いたします。
※オンライン(Zoom)とのハイブリッド開催です。

3 次第
(1)開会 (14 時)
(2)研究発表(14 時 10 分~15 時 20 分)
「世界史と英語における教科横断型授業実践-歴史教育と外国語教育に跨がる「翻訳」の意義-」
 渡邊和彦氏(筑波大学附属坂戸高等学校 教諭)
 川村拓也氏(北陸大学国際コミュニケーション学部 助教)
※ 『中等社会科教育研究』第 41 号(2023 年 3 月)掲載の同実践論文について、改めて、ご発表いただきます。よろしければ、ご一読の後、ご参加いただくとともに、当日は、発表資料としてご参照いただければ幸いです。

― 休憩 ―

(3)「地理総合」「歴史総合」「公共」の 1 年を振り返る(15 時 30 分~17 時 15 分)
① 現場教師による 1 年の振り返り報告(15 分×3 人)
「地理総合」:高橋 裕氏(豊島岡女子学園中学校・高等学校)
「歴史総合」:栗原伸慈氏(茨城県立牛久高等学校)
「公共」: 選定中
②グループディスカッション
(地理、歴史、公民のグループ別に、この 1 年を自由に振り返る)

(4) 閉会 (17 時 15 分)

※1 例会終了後の交流会は、事務局より適当なお店を紹介します。各自のご判断でご参加ください。
※2 例会への参加をご希望される方は、下記申し込みフォームから、6 月 1 日(木)の 20 時までに、登録をお願いします。
(申し込みフォーム URL)- Google フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdV_1uC9bkeJk_qEQPZzwJYXmih7BQhyrmkaTHSMMhOo0X
cRw/viewform
(申し込みフォームにアクセスできない方)
下記事務局まで、お名前、ご所属、連絡先メールアドレス、参加形態(会場参加、オンライン参加)、第 2 部・グループワーク時の希望グループ(①地理、②歴史、③公民)をメールにて 6 月 1日(木)の 20 時までに、御連絡いただければ幸いに存じます。メール整理の関係から、タイトルは【授業実践部会第 26 回例会参加】でお願いします。
※3 学会、部会活動の詳細については、下記HPをご参照ください。
中等社会科教育学会 http://chuusha.jp/index.html

●連絡先・事務局
〒112-8600 東京都文京区白山 5-28-20
東洋大学白山キャンパス 10号館 第19研究室
須賀忠芳
(メール)t_suga@toyo.jp

伊藤純郎氏の最終講義と記念論集刊⾏のご案内

会員の皆さま

 いかがお過ごしでしょうか。前会長であり、2022年度全国研究大会でご講演をされた伊藤純郎氏の最終講義と記念論集刊行の案内が届きましたので、以下お伝えします。


 拝啓 師⾛の候 皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 伊藤純郎先⽣が、30 年間在職された筑波⼤学を、2023 年 3 ⽉ 31 ⽇をもって、定年にてご退職されることとなりました。つきましては、有志により、最終講義とご退職を祝う会、記念論集の刊⾏を計画いたしました。皆様にはご多⽤の折とは存じますが、ご出席(参加)賜りますようお願い申し上げます。
                           敬具

                    記

1.最終講義とご退職を祝う会について
・とき:2023 年3⽉5⽇(⽇)13 時 30 分から 16 時 30 分まで(予定)
・内容:最終講義、記念品の贈呈、参加者から先⽣へのお祝いの⾔葉
・⽅法:オンライン(筑波⼤学から中継)
※当初は 2023 年 2 ⽉ 11 ⽇に筑波⼤学東京キャンパスでの対⾯による最終講義を予定していましたが、昨今の新型コロナ感染状況や東京への移動に伴うコロナ罹患リスク拡⼤をふまえ、伊藤先⽣のご指⽰により、オンライン開催に変更いたします。ご理解くださいますようお願い申し上げます。

2.記念論集について
・伊藤純郎監修『郷⼟から問う歴史学と社会科教育』清⽔書院(定価 3,500 円+税)2⽉刊⾏予定

3.申込みについて
・最終講義とご退職を祝う会にご賛同いただける⽅(出席・参加できない⽅も含みます)は、2023 年1⽉ 31 ⽇(⽕)までに、次の 2 点をお願いします。
①参加申し込みについて、こちらのフォームにお知らせください。
https://forms.gle/117KPcTHtrykpb5E7
②下記⼝座に会費として 5,000 円をお振込みください。
三菱 UFJ 銀⾏ 浦安⽀店 普通 0963433 オヌキ アツシ
・お申し込みいただいた皆様に、2 ⽉末までに、最終講義の詳細なご案内(メール)と『郷⼟から問う歴史学と社会科教育』1 冊をお届けします。

※お申し込みいただいた⽅で、校務・所⽤などで当⽇出席できない⽅、急な所⽤などにより当⽇出席できなかった⽅には、最終講義と祝う会を録画したしたものを、YouTube にて配信(期間限定)する予定です。
・論集の追加購⼊は、参加申込みとは別に承ります(特別価格 3,000 円+税)。詳細は問い合わせ先に御照会ください。

  ※問い合わせ先 事務局 武藤正⼈ masatoman1940@gmail.com
         

伊藤純郎先⽣プロジェクト事務局
武藤正⼈・⼤庭⼤輝・菅野剛・加藤将・⽯⽥尚⼦・⼩貫篤

授業実践研究部会第25回例会(対面開催&同時Zoom配信)

中等社会科教育学会 授業実践研究部会 第 25 回例会
「18 歳成年がスタートして 10 か月、社会科の授業は変わったか?-「18 歳成年」授業案づくりのグループワーク-」(対面開催&同時 Zoom 配信)のお知らせ

 明治以来の「20 歳成年」が、2022 年 4 月 1 日から「18 歳成年」に変わりました。高校 3 年生は誕生日を迎えると、立派な成人となり、例えば、保護者の同意を得なくても、自分の意思で様々な契約が締結できますし、裁判で訴訟をすることも可能になります。もちろん、成人としての責任も生じることになります。既に 2 学期が終わろうとしているなか、「18 歳成年」によって、学校現場、さらに社会科の授業は変化したのでしょうか。
「18 歳になったらクレジットカードの契約に気をつけよう」「18 歳になったらアルバイトの時給などもきちんと確認するように」などの注意喚起や消費者教育は充実しました。しかし、校則で禁止されたアルバイトを成年になった高校 3 年生が行った際に生徒指導できるのか、学校や教員を 18 歳成年は保護者の同意なく訴えることが可能なのか、などをどれだけ授業などで扱っているのか。「寝た子を起こすな」的な社会科実践になっているのでは、との指摘もあります。
2016 年の「18 歳選挙権」がスタートする際は、総務省と文部科学省による主権者教育の副読本が作成されるなど、様々な政策や授業研究が展開されました。しかし、「18 歳成年」は、ちょうど新学習指導要領のスタートと重なったこともあり、教材開発はまだ少ない状況です。
そこで、今回は科研費グループ「現職教員と連係した『成年教育』教材作成プログラム」との共催で、「18 歳成年がスタートして 10 ヶ月、社会科の授業は変わったか?」をテーマに、「18 歳成年」を巡る社会科の授業づくりなどを考える「授業実践研究部会・第 25 回例会」を開催します。前半は、科研費グループの最新の教材開発をご報告いただきます。後半は「18 歳成年」に関する授業案づくりを実際にグループワークします。「18 歳成年」に関連するテーマをもとに、参加者の皆さんが対話しながら授業案を作成します。そして、各グループの授業案を共有し、「18 歳成年」を社会科の授業づくりについて考える機会にします。
新型コロナ感染状況も不確定ですが、各学校で感染対策を講じた対面授業が行われている現状を鑑み、明治大学駿河台キャンパスにおいて対面での例会開催とします。また、全国の先生方の参加などを考慮し、オンラインでの配信も同時に行うハイブリッド開催とします。主権者教育、法教育研究の第一人者の藤井剛先生のコーディネイトのもと、「成人の日」の前日に、「18 歳成年」がスタートして 10 ヶ月を振り返り、授業案をつくる「第 25 回例会(ハイブリッド開催)」へのご参加をお待ちしています。

1 日時 2023 年(令和 5 年)1 月 8 日(日)13 時 30 分 ~ 17 時 (受付:13 時から)

2 場所 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー7 階 1075 教室
【オンライン(Zoom)とのハイブリッド開催】

3 次第
(1)開会、趣旨説明、機能説明(13:30~13:40)
(2)「18 歳成年に対応した教材づくり」報告(13:40~14:30)
(発表 20 分+質疑 5 分)×2 人 【約 50 分】
① 「大人とは何か?」を考える教材の実践報告
羽山 和弘先生(千葉県立松戸向陽高校)
② 「労働契約とワークルール」を考える教材の実践報告
宮郷 和也先生(千葉県立土気高校)
黒葛原 歩先生(千葉県弁護士会)
(3)「18 歳成年」の授業づくりの課題と方向性(14:30~15:00)
※発表者を交えた会場との意見交換【約 30 分】
コーディネイト:藤井 剛先生(明治大学)
コメンテーター:栗原 久先生(東洋大学)
休 憩(15:00~15:15)
(4)グループワーク(ブレイクアウトセッション)による授業案づくり(15:15~16:15)
※5人程度のグループワークによる「18 歳成年」に関する授業案づくり【約 1 時間】
・自己紹介(社会科授業での「18 歳成年」への取組状況、期待、課題)
・「18 歳成年」に関わる授業案づくり
(5)情報共有・全体意見交換(16:15~17:00)
※各グループの授業案を発表(4 分×8 グループ)し、授業案を共有【約 45 分】
コーディネイト:藤井 剛先生(明治大学)
コメンテーター:栗原 久先生(東洋大学)

※1 新型コロナ感染状況などを勘案し、事務局主催の例会終了後の交流会は計画していません。

※2 例会への参加をご希望される方は、下記申し込みフォームから、2023 年(令和 5 年)1 月 5 日(木)
の 20 時までに、登録をお願いします。
(申し込みフォーム URL)- Google フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfq-XSd7AF6g17e45vTyacbfBb6Xp-4VDj6c49OlK9ay
dNxOg/viewform
(申し込みフォームにアクセスできない方)
下記事務局まで、お名前、ご所属、連絡先メールアドレス、参加形態(会場参加、オンライン参加)
をメールにて 2023 年(令和 5 年)1月 5 日(木)の 20 時までに、御連絡いただければ幸いに存じます。
メール整理の関係から、タイトルは【授業実践部会第 25 回例会参加】でお願いします。

・オンライン参加の皆様宛には、1 月 7 日(土)中に、Zoom 参加に必要となる、「会議室 ID」と「パ
スワード」をメールでご連絡いたします。

※3 学会、部会活動の詳細については、下記HPをご参照ください。
中等社会科教育学会 http://chuusha.jp/index.html

連絡先・事務局
〒112-8600 東京都文京区白山 5-28-20
東洋大学白山キャンパス 10 号館 第 19 研究室
須賀忠芳 (メール)t_suga@toyo.jp

2022年度全国研究大会の日程

会員の皆さま

 11月13日(日)の学会大会の日程をお伝えします。

 9時50分~ :入場開始(申し込み時の名前をご提示してください)
 10時00分~12時15分:自由研究発表
 12時15分~13時30分:昼食
 13時30分~15時00分:伊藤純郎氏の講演
           「郷土から考える歴史学と社会科教育」
            質疑応答
 15時15分~15時45分:総会

 多くの会員のご参加をお待ちしております。
 申し込みは11月11日(金)まで、先日掲示板でお知らせした申し込みフォームをお使いください。前日に大会URLを送付いたします。
 
                    事務局

掲示板・学会からのお知らせ